腰椎分離症と腰椎すべり症
- スポーツをしていたら、突然腰に激痛が走った
- 朝起きると腰痛、下肢痛がある
- 前屈での作業後、腰痛や下肢痛がある
腰椎分離症、腰椎分離すべり症はなぜ起こる?|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
腰椎分離症とは、腰椎後方にある椎弓の関節突起間部の骨による連続性が断たれた状態を指します。多くの症例では、青少年期の過度なスポーツが原因と考えられており、特に「第5腰椎」に多く発生するのが特徴です。
直接的な原因は、スポーツなどの激しい動きで、腰椎部分における過度な伸展、屈曲による負荷が関節突起部に繰り返し加わることで、疲労骨折が発生すると考えられています。
発症が青少年期であれば、腰痛が生じて早期に活動を中止します。その目安として6ヶ月間ほどになりますが、その間コルセットを着用することで骨の癒合が期待出来ます。
※急性期を過ぎて骨癒合が期待できなない場合、もしくは痛みが強い、慢 性的であるため日常生活やスポーツ活動に支障がある場合には手術適応となります。
発症すれば、スポーツを一定期間中止し、コルセットを着用と書きましたが、もし、放置するとどうなるでしょうか?
腰椎の前方部分の椎体、およびに後方部分の椎弓は分離する為に安定性が失われます。すると、骨盤側にある椎間板が変性を起こして、椎体部分が前方にすべり出すことで、今度は「腰椎分離すべり症」にまで発展する可能性があります。
腰椎分離すべり症の症状とは|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
・腰椎前弯の増強 例:そり腰
・高度になると、背骨の突起(棘突起)に段差がみられる
・動作や腰の屈曲で、腰骨がずれるような感覚や不安感、張る感じの腰痛、大腿部後面の重圧感
・片側や両側の下肢痛があり、間欠跛行を呈することがある
腰椎分離症、腰椎分離すべり症が悪化する理由|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
症状が改善するどころか、悪化する理由はいくつかあります。
・腰から下肢において、固くなってしまった筋肉の放置
・体幹および下肢筋力の低下
・神経圧迫を加速させる姿勢
・激しいスポーツ、重い物の運搬などで生じる腰部への強い負荷
など、脊柱管狭窄症と似たような経過をたどりますが、こちらは膀胱直腸障害や性機能障害などは生じませんが、放置は深刻な症状への進行を防ぐ措置とは言えません。
できるだけ早期に治療を開始しましょう。
腰椎分離症・腰椎分離すべり症の当院での治療法|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
当院では、
・痛みの根本原因と言える硬くなった筋肉をほぐす
・体幹や下肢部の筋力強化
・局所の安定化を行うほか、神経伝達や筋肉の反応を上げる
ここまでくると、痛みを起こしにくい動作改善を行います。最後に、術後に症状がぶり返さないよう、痛みを起こしている姿勢改善を丁寧にご指導致します。
辛い症状にお一人で悩まず、ぜひ当院までご相談ください。
執筆者:
柔道整復師 よしだ鍼灸整骨院西明石院
院長 吉田炳浩
よしだ鍼灸整骨院、院長の吉田です。
歪みがあるとケガの原因にもなります。スポーツに限らず日常生活での姿勢や痛みの原因を究明し、身体を根本から整えましょう!お身体のお悩みは当院にお任せください。
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