アキレス腱の痛み
- 長距離ランニング、ダッシュ、ジャンプなどの繰り返しでアキレス腱に腫れや痛みがある
- つま先立ちの動作やランニングで地面を蹴るとふくらはぎ下部が痛む
- アキレス腱のストレッチをすると痛みが走る
- 歩くとアキレス腱が痛い
- アキレス腱を押さえると痛む
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎とは?|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
アキレス腱は、下腿三頭筋という筋肉と踵の骨を繋ぐ「腱」のことを言います。下腿三頭筋の役目は膝関節の屈曲、足関節の底屈(つま先立ち)などです。
アキレス腱炎とアキレス腱周囲炎の違いは、腱そのものの炎症か、または腱周囲の炎症かというものでその鑑別は難しいとされています。
両方とも、ランニング、ダッシュ、ジャンプ等の繰り返しの負荷により発生します。アキレス腱は加齢と共に変性が起きやすく、柔軟性・弾力低下が見られますが、そこへ繰り返し負荷が重なることで痛みが発生するのです。他にも、踵骨軸の外反、外反扁平足などの足部の不良、下腿三頭筋の伸張性低下や靴の不適合など挙げられます。
主な症状として、
・運動開始または後にアキレス腱もしくは付着部に痛みがある
・足関節の他動背屈、抵抗下での自動底屈での痛み
・足関節の背屈に制限が生まれる、自動運動の際にきしむような音を出すことがある
などがあります。
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎が治らない理由、または放置すると?|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
【症状が治らない5つの理由】
・運動前後のストレッチが不足している
・下肢の筋肉(下腿三頭筋)の固さを放置
・足部の変形放置
・サイズの合っていない靴
・痛みがあっても運動を繰り返す
【放置すると?】
書状が進行すると、下腿三頭筋や及びアキレス腱部の疲労が蓄積し、肉離れ・アキレス腱断裂などに繋がることがあります。痛みを庇いながらの運動から、他部位への痛み、ケガを引き起こしてしまうこともあります。
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の治療法|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
重要なのは2点です。
①受傷のタイミング
②痛みの程度
を考慮しながら治療法を組み合わせていきます。
当院での治療メニューは以下となります。
・アイシング(冷やす)
・ホットパック(温める)
・電気治療、超音波治療
・テーピング固定、包帯圧迫固定
・サポーター、装具装着のご提案
・バランストレーニング、筋力トレーニング
・固くなった筋肉や関節を手で緩める。柔らかくなりすぎた筋肉や関節を固める手技
・ストレッチで固くなった筋肉や関節を伸ばす
・PNF(身体は使わないでいると、徐々に可動しなくなり、筋肉や神経の反応が鈍くなります。そういった箇所を見つけ出し、動きを取り戻すためのトレーニング)
大事なことは、治療方法は一つではないという事です。
状態・症状によって最適なメニューを変えていくことが、早期回復や再発防止に繋がります。
執筆者:
柔道整復師 よしだ鍼灸整骨院西明石院
院長 吉田炳浩
よしだ鍼灸整骨院、院長の吉田です。
歪みがあるとケガの原因にもなります。スポーツに限らず日常生活での姿勢や痛みの原因を究明し、身体を根本から整えましょう!お身体のお悩みは当院にお任せください。
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