スポーツ・ランニングにおける膝の外側の痛み
- 長距離ランニング時に膝の外側が痛む
- ランニング後に膝の外側に痛みがある
- 押さえると痛い
- 屈伸をすると痛い
- 外側の太ももが張っている
膝の外側が痛む理由|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
それは、腸脛靭帯炎(ランナーズ ニー)です。
腸脛靭帯は、大腿筋膜張筋と脛骨外側顆を繋いでいます。まず、大腿筋膜張筋は上前腸骨棘という骨盤から腸脛靭帯に繋がり、腸脛靭帯は脛骨外側顆に繋がっています。
腸脛靭帯は膝関節の屈曲や伸展の際に、大腿骨の外側上顆という出っ張りを乗り越えます。
長距離ランニングなどで繰り返し膝関節の屈曲伸展が行われると、腸脛靭帯は大腿骨外側上顆に何度も擦り付けられることで炎症を起こすのです。
【腸脛靭帯炎の主な原因】
・長距離ランニング
・大腿骨外側上顆が先天的に突出している
・O脚
・成長期
・底の硬い靴の使用、下り坂など傾きのある道の走行
・着地時は足の外側に重心が偏っている
などが考えられます。
【腸脛靭帯炎の症状】
・走行後に起こる大腿骨外側上顆部の腸脛靭帯の圧痛・運動痛
・軽度の腫脹
・膝の屈伸に伴う刺すような痛み
・礫音
などがあります。
腸脛靭帯炎が治らない6つの理由(放置すると?)|よしだ鍼灸整骨院 西明石院
【腸脛靭帯炎が治らない6つの理由】
・痛みを我慢しながらの運動
・ストレッチ不足
・運動後のアイシング不足
・ランニングフォームの乱れ
・大腿筋膜張筋などの固さを放置
・足に合っていない靴
【放置すると?】
症状が進行すると、立ち座りや階段の昇降での屈伸時に痛みが出現して治りにくくなります。痛みを庇いながらの動作で他部位の痛みやケガを引き起こしてしまうこともあります。
当院の腸脛靭帯炎(ランナーズ ニー)の施術法 |よしだ鍼灸整骨院 西明石院
当院では、症状や状態を詳細に見てから判断させて頂きます。重要視しているものは次の4点です。
・損傷している部位、筋肉の特定
・損傷の程度
・受傷時期
・痛みのレベル
これらを踏まえて下記の治療法を組み合わせていきます。
・アイシング、ホットパック
・電気治療、超音波治療
・テーピング固定、包帯圧迫固定
・サポーター、装具装着の提案
・バランストレーニング
・筋力トレーニング
・筋肉や関節を手で緩める。または柔らかくなりすぎた筋肉や関節を固める手技
・ストレッチで筋肉や関節を伸ばす
・PNF(使わないままでいる反応が鈍くなってしまった筋肉や神経の動きを取り戻すためのトレーニング。)
当院での施術はワンパターンではありません。状態や症状によって最適なメニューをご提案することが早期回復と再発防止に繋がります。
当院で筋肉と骨格のバランスを整え、痛みがぶり返さない身体づくりを目指しましょう。

執筆者:
柔道整復師 よしだ鍼灸整骨院西明石院
院長 丸谷宏樹
よしだ鍼灸整骨院、院長の丸谷です。
歪みがあるとケガの原因にもなります。スポーツに限らず日常生活での姿勢や痛みの原因を究明し、身体を根本から整えましょう!お身体のお悩みは当院にお任せください。
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